2016年11月21日月曜日

【職業人講話】“ワーカーズコープ”という働き方とは?

こんにちは!

秋が全力疾走🏃のように通り過ぎていき、
紅葉が追いつかないまま、木枯らしが吹いてしまいましたね😅
寒さは厳しくても、澄んだ空気が気持ちいい季節です。
就職活動の合間に、遅れた紅葉を探しに行くのも
いい息抜きになりますよ🎵


さてさて、今回は10月28日にかしわサポステで行われた
職業人講話の様子をレポートします✊
職業人講話は、いろいろな働き方をしている人の実体験を聞き、
働くことへの意識、理解を広げるいい機会になります。
今回は8人の方が参加して、お話を聞きました❗️


テーマは「“ワーカーズコープ”という働き方について」。
お話をしてくれたのは、かしわサポステOBのIさんです。

サポステには、よくOBの方が顔を出しにきてくれます。
相談ごとだったり、ちょっと遊びに…とか、
スタッフがちゃんとやっているか見に来た、なんて人も😅
今回は、たまたま訪ねてきてくれたIさんが、
一般企業とは異なる組合組織で働いていることから、
職業人の講話をしてもらえないか、
と声をかけて実現しました。



サポステOBの話だけに、参加者も興味深々!




















そもそも、“組合組織での働き方”ってどういうこと? 
と思われる方もいるでしょう。
Iさんによれば・・・
「いろいろな人がお互いの長所・短所を生かして
助け合って働く場です。
雇う・雇われるの関係ではないため
経営会議には、全員が出席します。
賃金も同額です。
もし今後一緒に働きたいという人について条件があるとすれば
「お互いを思いやれること」だと、自分は思っています。」
とのことでした。

「今回、簡単ではありますが、私が働いている労協のことを
紹介する機会をいただき、ありがとうございました」とIさん。
あまり馴染みのない業態だからこそ、
参加した方も興味深く話を聞いていました。

「参加者の皆さんの様子を伺うと、職場の人間関係に
不安を感じているような、心配をしている人が
多くいたようで、自分自身と重ねて考えてしまいました。
細やかなことでも誉めてくれたり、失敗しても“ドンマイ”と
言ってくれたり、多少もたついても待ってくれる、
そんな安心な職場。そういった環境を望んでいたり、
必要としているのかもしれないと思いました。
少なくとも、私自身はそんな職場を望んできましたから」

労協は、多くのサポステOBも働いています。
誰もが主体者となって働ける協同組合は、Iさんの言うような
「安心できる職場」なのだと言えそうです。
OBだからこそ分かる、就活時の不安や心配に寄り添った
講話をしてくれたIさん、ありがとうございました😊